Macで Kindle ダイレクト・パブリッシング iOS向け縦書き書籍が出版出来た!

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〜はじめに〜

この電子書籍は、2013年2月3日に書きました。日々「Kindle ダイレクト・パブリッシング(以下 KDP)」の状況が変わっていますので、本書籍をご購入いただく時期によっては、全く意味のない書籍になっている可能性があります。ご理解の上お読み下さい。

この書籍の対象者

・KDPで縦書きの書籍を iOS 向けに出版したい!
・iOS の縦書き情報が乏しく、どうやったら出来るのか?知りたい。

等と思われている方に著者が実際に iOS で縦書が表現されている書籍を販売した経緯と方法をを記した書籍になります。

筆者の製作環境はマック(Mac)です。この書籍自体、筆者が縦書き出版を行う為の最終テストとも言えます。書籍が販売され次第、著者が購入いたします。購入した書籍が iOS で縦書きになっていなければ、販売を停止します。購入出来た場合は、iOS上ではずです。

今回 Microsoft の Word を使い縦書きを実現しました。殆どの場合、Windows 上でも同じ事が出来ると思います。しかし、執筆完了時点では、Windows での検証は行っていません。ご了承下さい。

この書籍を読まれた方が、苦労せずに、KDPにてiOS 向け縦書き書籍を出版する事が出来たらと思っています。

※注意、本書籍では、「KDP」へのアカウント登録や、表紙の作成等は割愛させて頂きます。また、Microsoft® Word 2008 for Mac の詳細な使い方も割愛致します。それぞれの専門書籍を参照下さいますようお願い申し上げます。

使用機材、ソフト

PC:MacBook Air
OS:Mac OS X 10.8.2
エディタ:
Microsoft® Word 2008 for Mac
Version 12.3.5(121009)
最新のインストール済み更新プログラム:12.3.5

〜困った仕様と結論〜

KDPで出版を行っている場合、販売申請を行う前に epub や html 形式の物を「kindlegen」や「KDP」サイトにて「.mobi」ファイルにコンパイルし、 Kindle Previewer や kindle の実機、Android, iPhone, iPad 端末にて確認を行うかと思います。

「Amazon Kindle パブリッシングガイド(Appendix)日本語サポート」に従い縦書きをし、確認作業を行うと Kindle Previewer や kindle の実機、Android 端末では、縦書きが確認出来ますが、iPhone, iPad では横書きになってしまいます。

この状態の書籍をイチカバチかで販売申請を行ってみた所、「サンプルでは縦書き」、「購入すると横書き」と、何ともしがたい結果になってしまいました。KDPサポートに質問しても、結果は執筆時点では帰って来ていません。

色ネット等で調べたり、テスト出版しているうちに、iOS ではイチカバチかで申請しなければならない事が本当の事だというのが解って来ました。

それであれば、「何度かテストをしてみてやってみるしかない」となり、数回のトライ&エラーを経てこの書籍の発行に至りました。かなり適当な作品を沢山リリースさせてもらった事、KDPスタッフには感謝しています。

結論としては、

1、マイクロソフトの Word で縦書き文章を作成
2、iOS意外の端末やエミュレーターで確認
3、販売申請
4、販売されたら iOS で確認。
5、縦書きが確認出来る

となります。リリースされた書籍を買うまでは結果は解らないので、覚悟を決めて販売申請をしなければなりません。

本書籍は原則的にこれが言いたいだけです。それ以外の部分は、Word で縦書きにしてみたり、画像の挿入の仕方なので、Word が使える方であれば、ここまでの情報で十分かと思います。それでも買ってみたいと思われる方は購入いただきお読み下さい。

TakakiAkita について

秋田隆輝(あきた たかき、1966年1月8日 - )は豊作プロジェクト株式会社の代表取締役社長兼CEO。東京都出身。 略歴 東京都立池袋商業高校卒業後、ロックバンドTELLを結成 パートはボーカル。1986年パンク・ロックバンド、ザ・スターリンのボーカル 遠藤ミチロウ のプロデュースにより、...
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